気休めなもの。役立ちのもの。

気休めなもの。役立ちのもの。

サルとイヌの共同ブログ

愛して、恋する映画達。

恋愛。愛おしいほど恋をして。

 

新たに恋したい時も、立ち直りたい時も、 昔を思い出したい時も、疲れた自分を癒やしたい時も、そこに恋愛映画があれば大丈夫。

 

  

純愛。

アバウト・タイム

21歳を迎えたティム・レイク(ドーナル・グリーソン)は、自分にタイムトラベル能力があることを知る…。新年のパーティーを満足できないまま終えた夜、ティムは父親(ビル・ナイ)から、レイク家の男たちは代々タイムトラベルの能力があることを告げられる。歴史を変えることはできないが、自分の人生に起きる事や起きてしまった事を変えることができるのだ。ティムは彼女を作り、より良い人生を送ることを心に決める。

超オススメの映画。設定はさておき、「愛することとは何か」について深い考察を与えてくれます。彼女への愛、家族への愛、子供への愛。何度もタイムトラベルをしてベストな状況を探し続けた結果、彼はどんな決断を下すのでしょうか?必見です。

 

ワン・デイ 23年のラブストーリー

真面目でしっかり者のエマと、自由奔放で恋多き男デクスター。はじめて会話を交わした時から魅かれあうものを感じながら、恋人ではなく友達の関係を選んだ2人。エマは心の奥にデクスターへの想いを秘めて、親友として毎年“7月15日”を過ごしていく。それぞれの人生を歩み、すれ違いを繰り返しながらもデクスターを想い続けるエマ。そんなある年の“7月15日”、エマはデクスターから違う相手との結婚を告げられる。そしてさらに積み重なる“7月15日”。運命の日が2人に近づいていた・・・。

超オススメ。なかなか噛み合わない2人の7月15日を23年間綴るという新しいアプローチの映画。もどかしい、切ない、だけど2人だからこうやって関係を繋いでいられる。恋を超えた愛情の形がそこにあります。一緒にいるから気付かない良さってあるんだろうなぁ。

 

きっと、星のせいじゃない。

17歳のヘイゼルは、末期のガン患者。今は薬のおかげで深刻な状態を免れているが、どこへ行くにも酸素ボンべが必要で学校にも通えず、友人もできず、毎日同じ本ばかり読んでいる。両親を心配させないために出席した大嫌いなガン患者の集会で骨肉腫を克服したオーガスタス(ガス)と知り合う。18歳のガスはクールなヘイゼルに一瞬で恋に落ち、ユーモアのセンスが似ていた2人は間もなく惹かれあう。ある日、ガスから最高のサプライズが贈られる。なんと彼女が敬愛する作家と会えることになったのだ。2人は作家に会おうとオランダへ旅行に出るが……。 

美しい映画です。きっと人生は生きた時間ではなく、過ごした密度。世界中でヒットする理由がわかります。甘くて切なくて、笑えて。人生に大切なことを教えてくれる、そんな映画です。 

 

冷静と情熱のあいだ

冷静と情熱のあいだ

冷静と情熱のあいだ

 

フィレンツェの工房で絵画の修復士を目指す順正は、順調な生活とは裏腹に、いつも心に虚しさを抱えていた。それは学生時代を共に過ごし、運命の女性だと思えたあおいの存在だ。ある日、順正はあおいがミラノにいることを知るが、彼女は実業家の恋人と裕福な生活を送っていた。現実に打ちひしがれる順正にとって最後の希望は、かつてあおいと交わした“30歳の誕生日にフィレンツェの大聖堂で待ち合わせる”という約束だった…。 

ずっと忘れられない相手と約束。花の都フィレンツェが奇跡を起こす。 信じ続ける勇気をくれる、そんな映画。

 

ヒュー・グラントに魅せられて。 

ノッティングヒルの恋人

アナ・スコット(ジュリア・ロバーツ)は、世界一有名なスター女優。一方、ウィリアム・タッカー(ヒュー・グラント)は、古くて味のある街、ノッティングヒルで旅行書専門の書店の営む、まったく普通の男。そんな二人が出会い、非常に困難な問題に直面する。全世界が注目する中で、恋愛することはできるのか?

もう説明はいらないでしょう。こんな傑作はしばらく生まれません。とにかく黙って観てください。恋愛映画の最強・至極の一作。出てくるキャラクターが、もうみんな素晴らしい(ちなみに私はこの映画が好きすぎて、わざわざイギリスのノッティングヒルまでモデルになった本屋を探しに行きました)。

 

トゥー・ウィークス・ノーティス 

理想家にして、敏腕なる女弁護士、ルーシー。ニューヨーク有数の大富豪にしてハンサムだが、どこか軽薄で頼りない男、ジョージ。ふとしたきっかけから、ルーシーはジョージの元で働くことになるが、こんな二人が上手くいくはずもなく、いつも衝突の連続。ついにキレたルーシーは「2週間後に辞めてやる!」《トゥー・ウィークス・ノーティス》と宣言。しかし皮肉なことに、その時になって初めて、お互いの大切さに気付いてしまうのだった…。

近すぎるとわからない、失う直前にならないとわからない。そんなことってありますよね。こんな自己中な男もこの世に存在するのか謎ですが…。(笑)

 

ラブ・アクチュアリー 

クリスマスを目前にしたロンドン。恋人に裏切られた作家ジェイミーは南仏へ傷心旅行に。一方その頃、新たに英国新首相へ就任した若くてハンサムなデヴィッドは、秘書に一目惚れしてしまい、国民の期待とは裏腹に悶々と恋に悩み、最愛の妻を亡くした男は元気をなくした義理の息子に気を揉み、内気なOLの片想いは新たな展開を迎えようとしていた…。

これも超名作。同時並行に進む話の中でも、友人の結婚相手に恋をして、クリスマスを理由に告白する話は、もう名シーン中の名シーン。これも黙って観てください。

 

ラブソングができるまで 

 “解散した人気バンドPoPの元ボーカル”のまま、変化も進歩もいっさいなし。そんな時代に取り残された彼に、ついに返り咲きのチャンスが訪れた!若者に絶大な人気を誇るカリスマ歌姫コーラから、新曲を提供してほしいという依頼が舞い込んだのだ。とはいえ、彼の作曲の才能は長いあいだ放ったらかしにされたまま。しかも、作詞は大の苦手。そんなとき彼のアパートに鉢植えの水やりに来ていたソフィーが口ずさんだフレーズが、アレックスのハートを直撃。彼女こそ、復活の救世主となるパートナー!? 

一見よくあるラブコメなのですが、意外と深い。歌詞に乗せて想いを伝えるシーンは、心打たれます。

 

絶対に外せない。ビフォアシリーズ。

ビフォア・サンライズ

アメリカ人青年ジェシーと、ソルボンヌ大学に通うセリーヌは、ユーロートレインの車内で出会った瞬間から心が通い合うのを感じる。ウィーンで途中下車した2人は、それから14時間、街を歩きながら語り合い…そんな自然な会話の中から、彼らの人生観、価値観、そして心の奥の微妙な揺れ動きが見え隠れする。でも別れのときはもう迫ってきていた…。

映画好きでビフォアシリーズを観ていなかったらモグリです。これも何も言わずに観てください。出会ってから24時間以内に起きる出来事。ウィーンの町を歩きながら心を通わせて、いつしか一生忘れられない一日に。 

 

ビフォア・サンセット

恋人までの距離<ディスタンス>』から9年後の、恋人たちの“今”。忘れられない人と再会したら、あなたはどうしますか?恋人との再会、夕暮れまでの85分、私たちが交わした1000の言葉と、ただひとつの知りたいこと。9年前の恋の結末。忘れられない人がいる、すべての人のための85分。

サンライスが青春の恋の話だとすれば、これは大人の恋の話。忘れられない、でも今自分には他に愛する人がいる。結ばれないのは分かっているけれど、近くにいたい。最後のシーンは、もう心が引き裂かれそうになります。

 

ビフォア・ミッドナイト

18年前の出会い、9年前の再会。そして本物の愛にたどり着く、真夜中までの数時間―。恋愛映画の金字塔シリーズ、待望の最終章。 

 出会いから18年経ち、ついに最終章。大人の恋を通り越して、もはや人生。実は私はミッドナイトが一番好きです。歳を重ねて、気持ちを熟成させる、というのはこういうことを言うのではないかと思います。

 

性を超えて。

リリーのすべて 

リリーのすべて (字幕版)
 

リリー・エルベとゲルダ・ヴェイナーの素晴らしき愛の物語。アカデミー賞受賞者のエディ・レッドメインアリシア・ヴィキャンデルがそれぞれを演じる。監督はアカデミー賞監督賞を受賞したトム・フーパー。トランスジェンダーとして生きることを選んだリリーとその妻ゲルダの、夫婦関係や芸術活動が大きく変化していく様子を描く。

人間の心は深いです。事実は小説より奇なり。医療技術も研究も進歩していなかった時代にどうしても女性になろうとした夫とそれを支えた妻。実話を基にしたストーリー。 決して綺麗事だけじゃない愛の形がここにあります。

 

アデル、ブルーは熱い色

高校生のアデルは、交差点ですれ違ったブルーの髪の女性エマと視線を交わした瞬間、心を奪われた。偶然にもバーで再会を果たし、知的でミステリアスなエマにますます魅了されていく。週末、ふたりきりでデートに出かけ、見つめ合い、キスを交わし、そして互いを求めあった。初めて知る愛の歓び。情熱と刺激に包まれた運命的な愛に、アデルは身も心ものめりこんでいく...。 

狂おしい。そしてこの映画は美しい。ラストシーンの後ろ姿がこの映画のすべてを語ります。必見。

 

偉業の裏側にある愛。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

第二次世界大戦時、ドイツ軍が誇った世界最強の暗号<エニグマ>。 世界の運命は、解読不可能と言われた暗号に挑んだ、一人の天才数学者アラン・チューリングに託された。 英国政府が50年以上隠し続けた、一人の天才の真実の物語。時代に翻弄された男の秘密と数奇な人生とは――?! 

執着を超えた挑戦。そしてそれを支える妻と夫の秘密。それでもその2人の関係は2人にしかわからない。カンバーバッチの演技が光ります。 実話に基づいた作品。

 

博士と彼女のセオリー

エディ・レッドメインが著名な科学者スティーヴン・ホーキング博士を演じ、称賛を浴びた。かつては若く健康で活動的だったスティーヴン。21歳の時、彼はケンブリッジ大学の学生であるジェーン・ワイルド(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちるが、時を同じくして余命宣告を受ける。

難病というハンデを乗り越えて偉業を達成するホーキング博士。それを支える妻。決してハッピーエンドではないが、それこそ事実であり、当事者の現実。その瞬間に大切にするべきものがあること、世間に理解されなくとも関係ない2人だけの関係性を感じる、そんな一作。

 

亡き人への献身。

アヒルと鴨のコインロッカー

大学入学のために単身仙台に引っ越してきた19歳の椎名(濱田岳)はアパートに引っ越してきたその日、奇妙な隣人・河崎(瑛太)に出会う。彼は初対面だというのにいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的はたった一冊の広辞苑。過去の物語と現在の物語が交錯する中、すべてが明らかになった時、椎名が見たおかしくて切ない真実とは・・・。

マイベスト映画の一つです。こ何も言わずに観てください。まさに説明にある通り、すべてが明らかになった時、あなたはきっと驚き、そして切なくなります。

 

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

 

惨殺死体が発見され、新人女性刑事・内海(柴咲コウ)は先輩と事件の捜査に乗り出す。捜査を進めていくうちに、被害者の元妻の隣人である石神(堤真一)が、ガリレオこと物理学者・湯川(福山雅治)の大学時代の友人であることが判明。内海から事件の相談を受けた湯川は、石神が事件の裏にいるのではないかと推理するが……。 

決して結ばれなくても、もはや存在さえ認知されなくても「愛する」という行為がどのようなものか、見事に描かれています。まさに献身。エンタメ推理映画と侮るなかれ。 

 

男女の友情は成り立つのか。

ステイ・フレンズ

NYを拠点に、有能な人材のヘッドハンティングをしているジェイミーは、LAで活躍する敏腕アート・デイレクターのディランを転職させるため彼をNYに招待する。 会話をするうち二人は、自分たちの恋愛観が似ていることに気づく。二人は、恋愛ナシ、感情ナシ、甘い言葉厳禁を条件にセックス・フレンドになることにした。 理想的に思われた関係だったが、ちょっとしたことから、今までのオトクな関係に微妙なズレが生じてきて―。友情にセックスが加わっても、男女の友情は成立するのか? 

男女の友情は成り立つのか、という永遠のテーマをスタイリッシュに描いた映画。笑いありでちょっとエッチな映画ですが、考えさせられる秀逸なラブコメです。

抱きたいカンケイ

オスカー女優ナタリー・ポートマン(「ブラック・スワン」)とアシュトン・カッチャー(「ベガスの恋に勝つルール」)共演で贈る、大ヒット爆笑ラブ・コメディ。「困った時に頼れる友達」のはずが、ふとしたきっかけで体のカンケイを持ってしまう男女の現代的な恋愛模様を描く。多忙な日々を送る医師のエマは、親友のアダムに、セックスだけの気軽なカンケイを持ちかける。そのルールは「お互いに干渉しないこと」。最初は完ぺきに思えたこのカンケイだったが、遊びが本気の恋になったとき、果たしてセックス・フレンドはベスト・フレンドのままでいられるのか…?

男女の友情が成り立つのか、というテーマでもう一本。邦題が「抱きたいカンケイ」とちょっとAVチックですが、ライトな気分で観れるラブコメです。ナタリー・ポートマンがとってもかわいい…。

 

狂おしい愛。

愛する人

愛する人(字幕版)

愛する人(字幕版)

 

カレン、51歳。老いた母親を介護しながら、働く日々。14歳の時の初恋で妊娠をし、出産したが、幼すぎたゆえに母親の反対にあい、生まれた娘を手放すしかなかった。エリザベス、37歳。弁護士として素晴らしいキャリアを持つが、養子に出された経験からか、家族や恋人と深く関わることを拒みながら生きている。時が過ぎ去る前に、愛していることを伝えたい。その強い想いが2人の距離を近づけようとしていたのだが・・・そして物語は衝撃と感動のラストへ。 

隠れた名作と言うに相応しい一作。心が芯から揺さぶられます。決して誰も悪くない、でも埋められない「何か」のために、それぞれが悲しい行動をとってしまう。あらゆるシーンが「愛すること」につながる至極の一作。絶対に観てほしい一作です。

 

 人のセックスを笑うな

人のセックスを笑うな
 

19歳の美術学校生のみるめ(松山ケンイチ)。 ある日、絵のモデルを20才年上の講師ユリ(永作博美)に頼まれ、その自由奔放な魅力に、吸い込まれるように恋におちた。友人の堂本(忍成修吾)に問いただされ、みるめは彼女との仲をうれしそうに告白するが、いつもつるんでいる仲間のえんちゃん(蒼井 優)の顔は曇ったままだった。 初恋に有頂天のみるめだったが、実はユリは結婚していた― 

もう恋に落ちると仕方ない。そんな冬の切なさをフルに感じれる一作。切ないのだけど、なんだか心温まるような気がするそんな不思議な作品です。

 

禁断の愛。  

ふがいない僕は空を見た

ふがいない僕は空を見た
 

高校生の卓巳(永山絢斗)は “あんず”と名乗る里美(田畑智子)と知り合い、コスプレをして情事に耽るようになるが、その写真や動画が何者かにばら撒かれてしまう。情事を知った彼女の夫がばら撒いたらしい・・・。助産師である卓巳の母(原田美枝子)。痴呆症の祖母と暮らし、極貧の生活に耐える卓巳の親友・福田(窪田正孝)などそれぞれが抱える思いと苦悩がリンクし合い、一筋の光が見えるラストに収束していく・・・ 

痛々しいほどの禁断の愛。絶対に駄目なのに止められない。でも出てくる人達をきっと私たちは馬鹿にできない。 

 

愛の渦

愛の渦

愛の渦

 

ここは「セックスがしたくてたまらない人たちが集まる」店。行為に及ぶまで、ぎこちないやり取りがあるが、一度してしまえば、欲望は気持ちいいほど剥き出しになっていく。しかし同時に、「やりたい相手」と「やりたくない相手」、それにともなう駆け引きや嫉妬など、それぞれの本音も露わになっていく。そんな中、ニートは女子大生に特別な感情を持ち始める。

完全にイカれた状況下でも人は人を好きになるんです。もともと舞台作品だった「愛の渦」の良さを忠実に再現。

悪人

悪人

悪人

 

ひとつの殺人事件。殺した男と愛した女。引き裂かれた家族。さまざまな視点から事件の真相が明らかになるにつれ、観る者に「いったい誰が本当の“悪人”なのか」を問う。悪意にまみれたこの現代で、ひとは何にすがって生きれば良いのか。人間の善悪を深くえぐる演出と豪華キャストによる究極のヒューマンドラマ。

 絶対に好きになってはいけない人を好きになることを止められない。決して人は一面的ではなく、多面的。変えようにない人生のほころび。そのほころびをどうやって対処するのか。人生の無情さと不条理に挑む切ない愛を感じさせる一作。

 

青春の恋。

恋する惑星

恋する惑星 (字幕版)

恋する惑星 (字幕版)

 

長年つきあった彼女にふられた警官223番は、彼女のことが忘れられず、自分の誕生日に賞味期限を迎えるパイナップルの缶詰を買い続けている。寂しさを紛らわせようと、金髪の女性と、行きずりの一夜を過ごす。同じ頃、ハンバーガー・ショップの新入り定員フェイは、夜食を買いに来た警官633番と出会う。淡い恋心を抱いたフェイは、ある日偶然彼のルーム・キーを手に入れた。彼女はその部屋に忍び込み、模様替えを始める・・・

ウォン・カーウァイの独特な空気感と90年代香港の雑踏感が絶妙に漂う映画。 2組男女の恋の話。Amazonレビューにもありますが、20代前半に観た時は、なんだかよくわからなかった感情とこの映画の良さが今ならわかる気がします。

 

婚前特急

婚前特急

婚前特急

 

池下チエは時間を有効利用して人生を堪能すべく、5人の彼氏とつきあっている。今を楽しく生きるチエに結婚する気などなかったが、親友の結婚がきっかけで、5人の男たちを査定することに。手始めに最もデメリットの多い男に別れを告げるのだが…。 

ブコメですが、なんだか尾を引く甘酸っぱさがあるんですよね。幸せな結婚ってなんなんでしょうか。 

 

モテキ 

モテキ

モテキ

 

藤本幸世(31歳)。金なし夢なし彼女なし。派遣社員を卒業し、ニュースサイトのライター職として新しい生活を踏み出そうとしているが、プライベート(=恋愛)の方はまるで充実しないまま。新しい出会いも無く、恋する事も忘れ、ロンリーな日々を送っていたが、ある日突然、異性にモテまくる奇跡のシーズン「モテキ」が訪れた! 

この映画って、表層上すっごいエンタメでどうしようもない話なのですが、もっと深い何かを感じるんですよね。現代社会にあるコンプレックスや見栄や、そんな今の時代を凝縮した遅れた青春の話、そう思うんです。 

 

ウォールフラワー

チャーリー(ローガン・ラーマン)は、小説家を志望する16歳の少年。高校入学初日にスクールカースト最下層に位置付けられ、ひっそりと息を潜めて日々をやり過ごすことに注力していた。ところが、彼の生活は、陽気でクレイジーなパトリック(エズラ・ミラー)、美しく奔放なサム(エマ・ワトソン)という兄妹との出逢いにより、一変する。初めて知る“友情”、そして“恋”―。 

これぞ青春。あらゆる青春時代の倦怠感・高揚感、そして切ない恋を凝縮した深い一作。それにしてもラストは衝撃…。

 

叶いようのない恋。

ルピース・パークス

天才作家として華々しくデビューしながら、その後、極度のスランプに陥っていたカルヴィン。低迷期を抜けるため、理想の女の子“ルビー・スパークス"を主人公にした小説を書き始めた彼の前に、ふいにあらわれたのは現実のルビーだった! タイプライターを叩いて、思い通りの女の子を作り上げるカルヴィンと、彼の手でますます魅力的になっていくルビー。これ以上無いくらい幸せな日々を過ごす二人だったが、ある日ルビーに異変が起こり――。

ファンタジー過ぎて途中怖くなります。ありえない設定とその恋がどこに終着するのか、最後まで目が離せません。

 

her/世界でひとつの彼女

そう遠くない未来のロサンゼルス。ある日セオドアが最新のAI(人工知能)型OSを起動させると、画面の奥から明るい女性の声が聞こえる。彼女の名前はサマンサ。AIだけどユーモラスで、純真で、セクシーで、誰より人間らしい。セオドアとサマンサはすぐに仲良くなり、夜寝る前に会話をしたり、デートをしたり、旅行をしたり・・・・・・ 

これは未来に現実として起き得るかもしれない。心通わない生身の人間との恋と、心通うAIへの恋。それはどっちが本物なんでしょうか。

 

大人の恋。

Something Borrowed 

レイチェルは、ニューヨークにある有名弁護士事務所で働くキャリアウーマン。品行方正で人の良い彼女は、未だに独り者で、恋人も居ない。そんな彼女の大親友、ダーシーのサプライズパーティの帰り道、酔った勢いで、ダーシーの婚約者と…。 

意外とこういうどうしようもない大人の過ちで苦しんでいる人って多い気がします。そんな犯してしまった過ちを楽にしてくれるかも?の大人の作品。

 

ホリデイ

ホリデイ (字幕版)

ホリデイ (字幕版)

 

ロサンゼルスで映画の予告編制作会社を経営するアマンダは恋人に浮気され、彼を家から追い出した。ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは、元恋人に婚約発表をされて失意のどん底に。傷心の2人はインターネットの”ホーム・エクスチェンジ”というサイトに出会い、お互いの家を交換して相手の家具や車を自由に使えるという休暇を過ごすことにした。

大人の恋に破れて昔ほど簡単に立ち直れない、そんな時はこの映画みたいに2週間くらい休暇をとって、心機一転してみるといいのかも。本当にこんな風に新たな場所は奇跡を運んできてくれるかもしれません。傷つくことに疲れた人に贈りたい一作。

  

恋するベーカリー 

最高の笑顔と幸せを約束する本年度No.1のラヴコメディ!離婚後の夫婦の関係を、暖かくユーモラスにそしてリアルに描く大人の女性のハートフルストーリー!アカデミー賞ノミネート最多女優、ハリウッドNo.1実力派女優メリル・ストリープ主演最新作!

原題は「It's complicated」でこちらのほうが正確に映画の内容を表していると思うんですよね。本当にこんがらがっちゃって複雑なんです。そして馬鹿らしい。でも大人ってそんなもんでしょ、と軽く吹き飛ばしてくれる、なんだかスカッとする作品です。