プロポリス(原液)を使い始めて風邪知らずになった話。
元来、風邪を引きやすいです。特の喉がやられやすい。ホテル等でエアコンが効きすぎていると結構な確率でやられます。特に冬はやばい。11月〜3月の間に数回風邪を引きます。
今は、海外駐在で年中夏の国に住んでいるので風邪をこじらせる数は減りましたが、前回正月に日本に帰った時にご多分にもれず、喉風邪ひきました。短期滞在なのに…。
そんな時に薬局で勧められたプロポリス(原液)が、私の風邪・喉痛に悩まされる人生に終止符を打ったわけです。
※健康に関わる話ですので、必要に応じ、かかりつけ医や薬剤師に相談の上、試してくださいね。
プロポリスって何?
プロポリス(propolis)は、ミツバチが木の芽や樹液、あるいはその他の植物源から集めた樹脂製混合物である。蜂ヤニともいう。プロポリスという名前は、もともとギリシャ語で、「プロ(pro)」は「前」とか「守る(防御)」という意味を持ち、「ポリス(polis)」は「都市」という意味を持っている。この2つの語が合わさったプロポリスは、「都市(巣)を守る」という意味がある。 (wikipedia)
天然の抗生物質とも呼ばれており、殺菌効果が強いとのこと。風邪や喉痛、口内炎に主に効果があるとの説明を薬局のお姉さん(薬剤師)から受けました。
勧められた時の第一印象は、「え、怪しそう」。だって怪しそうじゃないですか。しかも勧められている商品は、タブレットとかではなくて、「プロポリスの原液」ですから。しかも結構高いし。とにかくその場で試飲してみることに。
どうやって飲むの?
薬剤師のお姉さんは手慣れた手つきで、プロポリスの原液を溶かし、私に勧めます。
(原液はこんな感じ)
(水に溶かすと黄色く濁ります。※わかりやすいように家の茶碗で実演)
(怪しい薬みたい)
勧められるがままに飲んでみると…
「激マズ・・・。」
ただ、その時めちゃくちゃ痛かったはずの喉の痛みが相当和らぎました。「あれ?効いてる?」。そして薬剤師のお姉さんも「私も喉痛に悩まされることが多くて。家に常備しています。風邪の引き始めにはこれ使っているんです。」とのセールストーク。
とりあえず、喉が痛すぎて藁にもすがる思いだったので、即購入。
効果を知った翌日。
その日は試飲しただけなので、夜寝る前に用量を守って、水に溶かして飲み、早めの就寝。やっぱりマズい。でも喉の痛みにヒリヒリ効いている感じ。ちょっとイタ気持ちいい。そして何より喉の痛みが和らいで寝れる。少なくともそれで満足。
ー翌日ー
朝起きると、全く喉が痛くない。ウソのように。感覚的には、2.3日長引くであろう喉風邪だったのに。薬剤師のお姉さん、すごい。「怪しい」とか思ってごめんなさい。
それ以来愛用者に。
というわけで、それ以来愛用者、プロポリス信者になったわけです。今でもちょっと喉が痛くなり始め、「風邪の引き始めか?」と怪しい症状がでたら、摂取。翌日には喉痛は消えています。すごいぞ、プロポリス!
Amazonだと原液でも安く売っています。
大容量買うのであれば、こちらのサイト が良さそう。
身をもって効果を経験しているので大変お勧め商品なのですが、体質によっては副作用がでるとの報告もあり。薬剤師のお姉さんにも「ちょっとずつ試してください。また用法用量は絶対に守るように。」と言われました。健康に関わる話なので、その点留意しながらぜひ試して見てください。
いずれにしても私のように喉痛持ちは、試す価値大です!!!さよなら、風邪!!グッバイ喉痛!!
物乞いの方にお金を渡すべきか、否か。
途上国を旅したり、海外駐在していたりすると必ずと言っていいほど物乞いの方に遭遇します。
私は政府関係者を日常の仕事相手に途上国開発の仕事をしていますが、未だに物乞いの方に金銭を渡すか、について非常に悩みます。実際にどのように行動するのが正しいのでしょうか。
- 物乞いの方のためになるのは何か。
- そもそも法律で禁止されている可能性がある。
- 物乞いの方が本当に困っているか否かは、我々には判断できない。
- 本来は行政サービスがセーフティネットになるはず?
- 「問題解決のためのアプローチ」として直接お金を渡すよりも効果的なことは?
- でもミクロの視点では…。
- 結論(どうするか。私の場合。)
人に聞いたりネットで検索してみたところ、同様の悩み・疑問を抱える人は多いようです。一方、この問題はモラルや倫理感に大きく関係しているため、「感情論」が多いように感じます。確かに答えはないですが、もう少し感情的な議論を避けて考えてみたいと思います。
物乞いの方のためになるのは何か。
「物乞いの方に金銭を渡すか」という議論を分解してみると「倫理的に渡すべきか」という「自分の感情(罪悪感や慈悲)」と「物乞いの人のためになるか」という「問題解決のためのアプローチとしての効果」という2つの観点があるように思います。
今回は、「物乞いの方にお金を渡す」という行為が「問題解決のためのアプローチとしての効果」があるのか、に着目して考察を進めます。
そもそも法律で禁止されている可能性がある。
まず、「問題解決のためのアプローチとしての効果」について考察する前に、「物乞い」という行為そのものが法律で禁じられている場合がある点に触れます。
例えば日本では物乞い行為は法律に抵触します。
四 生計の途がないのに、働く能力がありながら職業に就く意思を有せず、且つ、一定の住居を持たない 者で諸方をうろついたもの
ざっと調べただけでも、インドネシアやタイも禁止しています。タイは厳しいですね。3年の禁固、もしくは30000バーツ(約90000円)、またはその両方となっています。
物乞いの方が本当に困っているか否かは、我々には判断できない。
では、仮に法律で禁止されていないとします。その場合、お金を渡す行為は「問題解決のためのアプローチとしての効果」があるのか。
確かにお金を渡すことで、食事を買えるようになり物乞いの方を救っているともいえますが、以下の理由からそれが適切なアプローチか否かはわかりません。
- 援助するべき対象かわからない。仮に物乞いの方が老人であったり、障害があったとしても、その人が本当に物乞いをするレベルで貧困状態にあるのかは、物乞いをされた瞬間には、我々に判断がつかない。
- 仮に援助するべき対象だと断定できても、お金を渡すことが最適な解決策かどうかに疑問が残る。
極端なケースですが、物乞いで生計が成り立つために、マフィアやギャングが組織化して、子供たちを障害者にし物乞いをさせ、資金源にするケースも実際にあります。
こういったことが起こり続ける場合、目の前の人を救うことが、更にその他の人を苦しめる構図の一助になると考えられ、それが適切な「問題解決のためのアプローチ」とは言えません。
ある研究では、物乞いをする人たちはベーシックニーズを満たすためでなく、家を買うために物乞いをしている、というケースがを紹介しています。町中に物乞いの方は多いのに宗教施設での食事の配給には実際に来る人が少ない、食事や物を渡そうとしても拒否しお金を要求する、といったケースもあるようです。そのような人々は「物乞い」という行為を悪用している可能性があります。
本来は行政サービスがセーフティネットになるはず?
「問題解決のためのアプローチとしての効果」として見た場合、あなたが渡すお金は「本当に困っている人」に渡され、使われるべきですが、我々には「本当に困っているか」が判断できません。
それでは、本来はどういった形がよいのか、について考えてみたいと思います。国が豊かになり生活水準が向上すれば、というのも大きな要素ですが、依然として格差の問題は残ります。ジニ係数ご参照。
国内における個人または世帯所得が、完全に平等な状態からどの程度乖離しているかを示すジニ係数をご覧いただけます。0の場合は完全に平等、100%の場合には完全に不平等を示します。(世界銀行)
(アメリカとトルコは同程度の格差レベル)
(日本はカンボジアとイエメンの間)
先進国にも少なから物乞いの方がいるように、国が豊かになってもこの問題は残ります。なぜなら国が豊かになっても格差が残り、さらに経済成長と比例して上がる生活水準についていけない方が一定数いることが考えられるからです。
その一つの解決法としては、行政サービスがセーフティネットとしての役割を果たす、というものでしょう。税金を集め、それを資金源にサービスを提供する。ある種の富の再分配機能です。議論はありますが、日本の生活保護もその一つですね。
一方で途上国においては、そういった行政サービスが欠如しがち、もしくは整備されていません。存在したとしても、行政機関が非効率・生産性が低いことに加え、汚職という問題もあいまってセーフティネットとしての機能が働いていない状況にあります。汚職については、Transparency InternationalのCorruption Perceptions Indexが有名です。
(赤が濃い地域が汚職が多い)
さらに汚職率の高い国では、「行政」のみならず「組織」に対する信用度が低く、NGO等の「組織」を通じた寄付等ではなく、直接物乞いにお金を渡す行為に繋がっているという報告もあります。
「問題解決のためのアプローチ」として直接お金を渡すよりも効果的なことは?
本来行政サービスを担うべき役割を代替する組織を支援する方法があります。例えば、母体の大きい国際NGOを選んで、寄付を行う。
「母体が大きい」というと曖昧ですがこれは結構重要で、企業等の補助で運営費が潤沢にあるほうが、寄付したお金がより目に見える形で使われやすい。実際の寄付が実際に受益者に直接届きやすい。
極端な例をだすと、国際NGOがプロジェクトをやるにしても、寄付したお金の大半がプロジェクトのアドミコストに使用されるケースもありえます。例えばプロジェクトの効果的な結果を出すために専門家が必要とされた場合、専門家の人件費はもちろんのこと、その派遣のための事務費(アドミスタッフの人件費等)に使われてしまう。
もちろん、そのプロジェクトが長期的に見れば問題解決にアプローチする可能性も高いのでそれを否定するものではありません。(今回は「物乞いにお金を渡す」との比較なので、できる限り自分のお金が直接届く、という観点で議論しています。)
でもミクロの視点では…。
上記の通り、いろいろな諸条件を考えた上でベストな道を探そうとすると、視点がマクロ、そして中長期な視点になりがちです。ただ、「物乞い」というミクロで短期的な結果が求められる状況に立たされた場合、どうでしょうか。
ミクロな観点では、出会った物乞いの方が障害を持っており働けず、自分がお金を渡さなかったせいで今日の食事をとれないかもしれない。今日死んでしまうかもしれない。その可能性は捨てきれません。
限りなく少ないとしても、その渡す金額がその人の1日を救う可能性はあります。しかしながら、それが大きな意味で「問題解決のためのアプローチとしての効果」があるか、むしろ解決を遅延・妨げないか。そう思うと、悩ましいです。
結論(どうするか。私の場合。)
当然ながら「絶対にこれが良い」という結論はありませんが、上記の考察から、私は「物乞いの方にお金は渡さない」というスタンスです。
その代わり、それより多いお金を自分自身が調べて信頼できるNGO(なるべく大規模で現地のネットワークが強いところ)に寄付することにしています。
絶対にこうしなくてはいけない、という正解がある話ではなく、非常に難しい。判断は皆さんのその瞬間に委ねられます。一方、できる限り多くの人が犠牲にならない、つまり物乞いビジネスを生み出さないようにする、そう考えるとやはりお金を渡すのは適切ではない、そう思えます。
この記事が皆さんの考えるきっかけになれば幸いです。
【スーパーラグビー2017】チーターズ戦のみどころは?昨年の対戦成績は?
サンウルブズとチーターズ戦が明日に迫ってきました。チーターズ戦の注目ポイントをまとめてみます。
日本時間3/12(日)00:15~スーパーラグビー2017 チーターズ戦
— HITO-Com SUNWOLVES (@sunwolves) 2017年3月9日
◆サンウルブズ登録メンバー発表‼️ https://t.co/Yg9DFOEcA9
◆試合速報 https://t.co/2acAU0aF2U #sunwolves #Awoooo #55sunwolves pic.twitter.com/K2kqbWxG0b
昨年の対戦成績は?
2016年シーズンは2度対戦。
- 3月12日に31 - 32で敗退
- 4月15日に17 - 92で敗退。
特に二度目の敗退は、かなり屈辱的な点差なるも、長距離移動と慣れない標高の高いスタジアムでの試合、といった悪条件が重なったこともあるので、その点はあまり悲観する必要がないかと思います。
どんなチーム?注目選手は?
チーターズは今季ナンバーエイトでサンウルブズを牽引しているNO.8 ヴィリー・ブリッツの古巣。アフリカカンファレンスのチームです。昨年は18チーム中14位。
注目選手は昨年921メーターを稼ぎ、全選手の中でも9位につけたセルジール・ピーターセンでしたが、膝の怪我が治っていないようでサンウルブズ戦は出場なし。その他にも結構な怪我人がでています。サンウルブズ、チャンス!
一方で、昨年2回対戦して勝利を上げられなかったブルズに先週勝利を収めており、チームとしては好調。初戦のライオンズともタイトな試合をしており、勢いのあるチームと言えます。
サンウルブズの注目ポイントは?
PR1に山本幸輝、HO庭井祐輔、PR3山路泰生とFW第1列は先週から全員入替わり。これまで安定したスクラムでボールを供給してきていたので、そこをきちんと守れるか。
また先週のキングズ戦では、全力を出しきれなかったスタンドオフのヘイデン・クリップスに期待。インプレーのキック、そしてペナルティゴールで安定感を出してチームを牽引してほしい。
引き続きバックスリーは、中鶴、福岡、江見のトリオ。なんとかフォワードは、ファイトしてゲインした後に、外にボールを供給したいところ。
控え選手の起用のタイミングも気になります。金、茂野、そして先週ものすごいパスを見せたJJタウランギの投入を効果的に使ってほしい。
まとめ
とにかくマストウィンの試合!先週、先々週と厳しい試合ですが、今週こそ今シーズン初勝利を期待しましょう!
外出時&音声入力でブログを書くのはTextwellが最強らしい。はてなブログ下書きとの連携まで習得してみた。
とにかく「すごい!すごい!」と言われているので、iPhoneに入れてみた。
とりあえず私の場合は外出時にはてなブログの下書きをかければ良いので、それに特化して調べてみました。
結果、音声入力の凄さとTextwellの拡張性と可能性の高さにビビりました(ちなみにこの記事の下書きも音声入力とTextwellで書いてみました)
必要なアクションを追加する
とりあえずインストールして、見たもののよくわからない。どうやらアクションなるものがキーらしい。そして、このアクションなるものは初心者の初心者を阻みます。
やってみた感想としては、一見難しそうですがちょっと触れば慣れそう。
しかもわかりやすいアクション作ってくれている人たちがたくさんいるので、そちらの知恵を拝借します。 私はこちらのサイトを参考にしました。
とにかく下書きができれば良いので必要最低限のアクションを入れます。
個人的に、特に入れてみたかったのは「カエレバ」「ヨメレバ」「ポチレバ」。上記サイトに従ってアクションを早速入れて試してみます。
検索したいワードを入れて、アクションボタンをクリック。大好きな「うどん」。
しかし、ブログパーツが作れずにつまずきます…。初歩的すぎですね…。
PCから「登録データーバックアップ&バックアップデーター復活」にアクセス。必要箇所をコピペし、Textwell経由でアクセスした「カエレバ」「ヨメレバ」「ポチレバ」に一度保存すれば解決。
ブログパーツが作れました!
左上の☓ボタンを押せば、下に「Link作成」が出てくるので、それを押すだけ。
ここまでで結構な達成感。
はてなブログの下書きに連携
次は最大の目的であるはてなブログの下書きへの連携のアクションを追加。こちらのブログを参考にさせて頂きました。
まずは、公式アプリをインストール。
上記サイトから保存したアクションをTextwellに入れて、実際にアクションをクリック!
できた!さらなる達成感!
まとめ
とりあえず1〜2時間で基本的な設定は完了。奥が深そうなので、これから徐々に学んでいこうと思いますが、音声入力とTextwellの可能性をかなり感じました。
外出のスキマ時間にブログを下書きしてみたいと思います!あとでこの本も読んでみよっと。
新婚必読。「さよならもいわずに」を読んで号泣。
新婚ほやほやの私。
イケダハヤトさんが勧めていた「さよならもいわずに」を読んで号泣しました。
速攻で離れて住む妻にも購入を強要(共に仕事の関係で新婚ながらそれぞれ別の国で海外駐在中)。
実話であり、愛妻を失ったリアリティもさることながら、表現者としてのプロ意識に涙が止まらず。他人に言いたくないような恥ずかしい部分も含めてすべてリアルに描かれています。絵は確かに独特ですが、それを凌駕するエネルギーがそこにあります。
「祈りのような清々しささえもたらす」夏目房之介、絶賛。『このマンガがすごい! 2011』第3位、『このマンガを読め!2011』第3位、第14回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品、マンガ大賞2011第6位…現代を代表する漫画として高い評価を受け大ヒット。幸せな家庭を築いていた漫画家に突如訪れた悲劇、妻の死。最愛の人との最後の日々を、繊細で果敢に描き尽くすドキュメント。
生々しすぎるほどのリアリティ
冒頭にも記載がありますが、作者は葬儀の終了直後にネームに取り掛かっています。冒頭から妻が亡くなるシーンまでの圧倒的なリアル感。
「もしも同じ状況が起きたら自分もこんな反応と感情を抱くのだろうな…」
作者と妻の(他人がみたら恥ずかしい、でも自分にも思い当たる)日常のリアルがさらにその喪失感をリアルに浮き彫りにし、自分に起きたかのような錯覚までもたらします。
妻への愛から来る喪失感だけではなく、実際に日常的に思うこと、つまり妻を時に疎ましくおもったり、やっかいだと思ったり、そんな言いたくないであろう感情まできちんと描かれており、それがさらに感情を揺さぶります。
いかに最愛の人の死を乗り越えるか
妻がいなくなってからの日常をいかに乗り越えるか。少し落ち着いてから「ただいま」を言って返答がない。そこで張り詰めていた糸が切れて、ベッドに突っ伏して嗚咽するシーンは、もう涙が止まりません…。こういうふとした時に思い出し、ふとした時に感情が溢れてしまうんだろうな。
また、過去のビデオにでてくるおっぱいの映像にすがったり、誰かが自分を盗撮していないかネットで探してみたり。冷静になると「バカじゃないか」と思うような行為にすがってしまう作者。きっと自分もそんな行動に走るんじゃないか、と素直に思い、また涙しました。もう終始泣きっぱなし。
最愛の人が生きているうちに
きっとこれは自身が立ち直るために必要だった表現者としての治癒の過程なのだと思います。表現し、作品として残すことで癒されて、そして立ち直っていかれたのでしょう。
とにかく妻のみならず、大切な人には生きているうちにきちんと想いを伝える。日常をもっと大切にする。いつか来てしまうその日のために。日常の大切さを教えてくれる、そんな作品でした。少なくとも私は妻を毎日大切にしようと心に決めた次第です。新婚の誓い。
とにかく必読。特に新婚の方々はバイブルです。死ぬほどオススメですから、騙されたと思って、いや騙されて読んでください。1巻完結で、Kindle版は45%オフという奇跡。
もはやいい作品すぎて、ブログで紹介してくれていたイケダハヤトさんにもお礼を言いたい。ありがとう!
ノートパソコンでひざ・もも・下腹部が熱くなるのを解消!本気でオススメの『Sofia + Sam 多目的形状記憶フォーム膝上デスク』
つい最近、思い余ってMacBook Pro(15インチ)のTouch Barモデル買いました。占めて¥278,800 (税別)。海外在住のため、免税でしたが、お財布厳しかった。
これにて、快適パソコンライフ、と思っていたのですが、膝に乗せて作業すると熱くなるんですよね。なんだかじんわり熱くなって嫌な感じ。しかも安定性がなくて、打ちにくい。
さらに、一番イヤだったのは、膝が熱くなる、というよりも生殖器周辺が熱くなること。なんだか、私の息子に悪影響がありそうで本当に嫌だ(いろいろネットで調べた結果、科学的根拠はないらしいのですが 、それでも嫌だ)。
というわけで、ネットでひたすら調べた結果、『Sofia + Sam 多目的形状記憶フォーム膝上デスク』を購入しました。これ、本当にいい。
そもそも日本で評価低すぎ。海外ではバカ売れ商品。
この商品、そもそも日本での知名度と評価が低すぎです。amazon.comで見ると2017年3月7日現在で1083レビューで★が4.5です。すごい。
それに比べ日本だと4レビューしかない。なんとなく買う気をそがれてしまうのは人間の心理。そもそも日本のAmazonだと、よくわかんないんですよね、サイズ感が。
サイズ感はこんなかんじ。
というわけでわかりやすいように以下写真をご参照。
15インチのMacを乗せても余裕がある大きさ。思った以上に大きいです。正直、最初に見たとき「デカ!」と思いましたもん。
裏側はこんな感じ。ふかふかです。膝に乗せた時、結構いい感じです。気持ちいい。
最近話題の本を乗せてみるとこんな感じ。ちなみにこの本、想像以上に深かった。
ちなみに横からみるとこんな感じ。結構厚みがあります。
持ち運びできるように取っ手もついています。便利。
意外と手元にあるパッドが秀逸。すべり止めと手を休めるための2つの役割を担っています。
買ってよかったこと。
これ、久々の大ヒット商品。かなり愛すべき便利商品です。しかも2900円とお手頃で本当に買ってよかった。以下買ってよかったことをざっと並べると…
- 言わずもがな膝等が熱くならなくなった。それだけで購入の意義があり。
- 意外にも姿勢が安定するためか、肩こりが解消。
- 手元のパッドで腕が疲れにくくなった。
- 膝に乗せてソファーに座りながら映画が観れるようになった。意外と快適。
- 膝だけじゃなくて、テーブルに乗せても絶妙な角度で使いやすい。
気になる点は重さか。
あんまりないのですが、あえていうなら重さですかね。重いので外の持ち運びには向かないかも。1.8キロあります。
持ち運ぶならこっちのほうがいいのかも。1.1キロのようです。なお、こちらも海外のレビューだと絶賛されてます。597レビューで★が5つ。
まとめ
最初は、「熱いのが嫌だ」という理由で買ったのですが、本当に最高のコスパでした。日本でのマーケティングがうまく言っていないのが本当に惜しい。超おすすめなので、ぜひ購入を検討してみてください。
それにしても、ググってもノートパソコンで膝が熱くなって困っている人があんまりいなかったのですが、みんな困ってないんですかね…。
ちなみにオフィス生活を快適にする便利グッズはこちらの記事をどうぞ。
愛して、恋する映画達。
恋愛。愛おしいほど恋をして。
新たに恋したい時も、立ち直りたい時も、 昔を思い出したい時も、疲れた自分を癒やしたい時も、そこに恋愛映画があれば大丈夫。
- 純愛。
- ヒュー・グラントに魅せられて。
- 絶対に外せない。ビフォアシリーズ。
- 性を超えて。
- 偉業の裏側にある愛。
- 亡き人への献身。
- 男女の友情は成り立つのか。
- 狂おしい愛。
- 禁断の愛。
- 青春の恋。
- 叶いようのない恋。
- 大人の恋。
純愛。
アバウト・タイム
21歳を迎えたティム・レイク(ドーナル・グリーソン)は、自分にタイムトラベル能力があることを知る…。新年のパーティーを満足できないまま終えた夜、ティムは父親(ビル・ナイ)から、レイク家の男たちは代々タイムトラベルの能力があることを告げられる。歴史を変えることはできないが、自分の人生に起きる事や起きてしまった事を変えることができるのだ。ティムは彼女を作り、より良い人生を送ることを心に決める。
超オススメの映画。設定はさておき、「愛することとは何か」について深い考察を与えてくれます。彼女への愛、家族への愛、子供への愛。何度もタイムトラベルをしてベストな状況を探し続けた結果、彼はどんな決断を下すのでしょうか?必見です。
ワン・デイ 23年のラブストーリー
真面目でしっかり者のエマと、自由奔放で恋多き男デクスター。はじめて会話を交わした時から魅かれあうものを感じながら、恋人ではなく友達の関係を選んだ2人。エマは心の奥にデクスターへの想いを秘めて、親友として毎年“7月15日”を過ごしていく。それぞれの人生を歩み、すれ違いを繰り返しながらもデクスターを想い続けるエマ。そんなある年の“7月15日”、エマはデクスターから違う相手との結婚を告げられる。そしてさらに積み重なる“7月15日”。運命の日が2人に近づいていた・・・。
超オススメ。なかなか噛み合わない2人の7月15日を23年間綴るという新しいアプローチの映画。もどかしい、切ない、だけど2人だからこうやって関係を繋いでいられる。恋を超えた愛情の形がそこにあります。一緒にいるから気付かない良さってあるんだろうなぁ。
きっと、星のせいじゃない。
17歳のヘイゼルは、末期のガン患者。今は薬のおかげで深刻な状態を免れているが、どこへ行くにも酸素ボンべが必要で学校にも通えず、友人もできず、毎日同じ本ばかり読んでいる。両親を心配させないために出席した大嫌いなガン患者の集会で骨肉腫を克服したオーガスタス(ガス)と知り合う。18歳のガスはクールなヘイゼルに一瞬で恋に落ち、ユーモアのセンスが似ていた2人は間もなく惹かれあう。ある日、ガスから最高のサプライズが贈られる。なんと彼女が敬愛する作家と会えることになったのだ。2人は作家に会おうとオランダへ旅行に出るが……。
美しい映画です。きっと人生は生きた時間ではなく、過ごした密度。世界中でヒットする理由がわかります。甘くて切なくて、笑えて。人生に大切なことを教えてくれる、そんな映画です。
冷静と情熱のあいだ
フィレンツェの工房で絵画の修復士を目指す順正は、順調な生活とは裏腹に、いつも心に虚しさを抱えていた。それは学生時代を共に過ごし、運命の女性だと思えたあおいの存在だ。ある日、順正はあおいがミラノにいることを知るが、彼女は実業家の恋人と裕福な生活を送っていた。現実に打ちひしがれる順正にとって最後の希望は、かつてあおいと交わした“30歳の誕生日にフィレンツェの大聖堂で待ち合わせる”という約束だった…。
ずっと忘れられない相手と約束。花の都フィレンツェが奇跡を起こす。 信じ続ける勇気をくれる、そんな映画。
ヒュー・グラントに魅せられて。
ノッティングヒルの恋人
アナ・スコット(ジュリア・ロバーツ)は、世界一有名なスター女優。一方、ウィリアム・タッカー(ヒュー・グラント)は、古くて味のある街、ノッティングヒルで旅行書専門の書店の営む、まったく普通の男。そんな二人が出会い、非常に困難な問題に直面する。全世界が注目する中で、恋愛することはできるのか?
もう説明はいらないでしょう。こんな傑作はしばらく生まれません。とにかく黙って観てください。恋愛映画の最強・至極の一作。出てくるキャラクターが、もうみんな素晴らしい(ちなみに私はこの映画が好きすぎて、わざわざイギリスのノッティングヒルまでモデルになった本屋を探しに行きました)。
トゥー・ウィークス・ノーティス
理想家にして、敏腕なる女弁護士、ルーシー。ニューヨーク有数の大富豪にしてハンサムだが、どこか軽薄で頼りない男、ジョージ。ふとしたきっかけから、ルーシーはジョージの元で働くことになるが、こんな二人が上手くいくはずもなく、いつも衝突の連続。ついにキレたルーシーは「2週間後に辞めてやる!」《トゥー・ウィークス・ノーティス》と宣言。しかし皮肉なことに、その時になって初めて、お互いの大切さに気付いてしまうのだった…。
近すぎるとわからない、失う直前にならないとわからない。そんなことってありますよね。こんな自己中な男もこの世に存在するのか謎ですが…。(笑)
ラブ・アクチュアリー
クリスマスを目前にしたロンドン。恋人に裏切られた作家ジェイミーは南仏へ傷心旅行に。一方その頃、新たに英国新首相へ就任した若くてハンサムなデヴィッドは、秘書に一目惚れしてしまい、国民の期待とは裏腹に悶々と恋に悩み、最愛の妻を亡くした男は元気をなくした義理の息子に気を揉み、内気なOLの片想いは新たな展開を迎えようとしていた…。
これも超名作。同時並行に進む話の中でも、友人の結婚相手に恋をして、クリスマスを理由に告白する話は、もう名シーン中の名シーン。これも黙って観てください。
ラブソングができるまで
“解散した人気バンドPoPの元ボーカル”のまま、変化も進歩もいっさいなし。そんな時代に取り残された彼に、ついに返り咲きのチャンスが訪れた!若者に絶大な人気を誇るカリスマ歌姫コーラから、新曲を提供してほしいという依頼が舞い込んだのだ。とはいえ、彼の作曲の才能は長いあいだ放ったらかしにされたまま。しかも、作詞は大の苦手。そんなとき彼のアパートに鉢植えの水やりに来ていたソフィーが口ずさんだフレーズが、アレックスのハートを直撃。彼女こそ、復活の救世主となるパートナー!?
一見よくあるラブコメなのですが、意外と深い。歌詞に乗せて想いを伝えるシーンは、心打たれます。
絶対に外せない。ビフォアシリーズ。
ビフォア・サンライズ
アメリカ人青年ジェシーと、ソルボンヌ大学に通うセリーヌは、ユーロートレインの車内で出会った瞬間から心が通い合うのを感じる。ウィーンで途中下車した2人は、それから14時間、街を歩きながら語り合い…そんな自然な会話の中から、彼らの人生観、価値観、そして心の奥の微妙な揺れ動きが見え隠れする。でも別れのときはもう迫ってきていた…。
映画好きでビフォアシリーズを観ていなかったらモグリです。これも何も言わずに観てください。出会ってから24時間以内に起きる出来事。ウィーンの町を歩きながら心を通わせて、いつしか一生忘れられない一日に。
ビフォア・サンセット
『恋人までの距離<ディスタンス>』から9年後の、恋人たちの“今”。忘れられない人と再会したら、あなたはどうしますか?恋人との再会、夕暮れまでの85分、私たちが交わした1000の言葉と、ただひとつの知りたいこと。9年前の恋の結末。忘れられない人がいる、すべての人のための85分。
サンライスが青春の恋の話だとすれば、これは大人の恋の話。忘れられない、でも今自分には他に愛する人がいる。結ばれないのは分かっているけれど、近くにいたい。最後のシーンは、もう心が引き裂かれそうになります。
ビフォア・ミッドナイト
18年前の出会い、9年前の再会。そして本物の愛にたどり着く、真夜中までの数時間―。恋愛映画の金字塔シリーズ、待望の最終章。
出会いから18年経ち、ついに最終章。大人の恋を通り越して、もはや人生。実は私はミッドナイトが一番好きです。歳を重ねて、気持ちを熟成させる、というのはこういうことを言うのではないかと思います。
性を超えて。
リリーのすべて
リリー・エルベとゲルダ・ヴェイナーの素晴らしき愛の物語。アカデミー賞受賞者のエディ・レッドメインとアリシア・ヴィキャンデルがそれぞれを演じる。監督はアカデミー賞監督賞を受賞したトム・フーパー。トランスジェンダーとして生きることを選んだリリーとその妻ゲルダの、夫婦関係や芸術活動が大きく変化していく様子を描く。
人間の心は深いです。事実は小説より奇なり。医療技術も研究も進歩していなかった時代にどうしても女性になろうとした夫とそれを支えた妻。実話を基にしたストーリー。 決して綺麗事だけじゃない愛の形がここにあります。
アデル、ブルーは熱い色
高校生のアデルは、交差点ですれ違ったブルーの髪の女性エマと視線を交わした瞬間、心を奪われた。偶然にもバーで再会を果たし、知的でミステリアスなエマにますます魅了されていく。週末、ふたりきりでデートに出かけ、見つめ合い、キスを交わし、そして互いを求めあった。初めて知る愛の歓び。情熱と刺激に包まれた運命的な愛に、アデルは身も心ものめりこんでいく...。
狂おしい。そしてこの映画は美しい。ラストシーンの後ろ姿がこの映画のすべてを語ります。必見。
偉業の裏側にある愛。
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
第二次世界大戦時、ドイツ軍が誇った世界最強の暗号<エニグマ>。 世界の運命は、解読不可能と言われた暗号に挑んだ、一人の天才数学者アラン・チューリングに託された。 英国政府が50年以上隠し続けた、一人の天才の真実の物語。時代に翻弄された男の秘密と数奇な人生とは――?!
執着を超えた挑戦。そしてそれを支える妻と夫の秘密。それでもその2人の関係は2人にしかわからない。カンバーバッチの演技が光ります。 実話に基づいた作品。
博士と彼女のセオリー
エディ・レッドメインが著名な科学者スティーヴン・ホーキング博士を演じ、称賛を浴びた。かつては若く健康で活動的だったスティーヴン。21歳の時、彼はケンブリッジ大学の学生であるジェーン・ワイルド(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちるが、時を同じくして余命宣告を受ける。
難病というハンデを乗り越えて偉業を達成するホーキング博士。それを支える妻。決してハッピーエンドではないが、それこそ事実であり、当事者の現実。その瞬間に大切にするべきものがあること、世間に理解されなくとも関係ない2人だけの関係性を感じる、そんな一作。
亡き人への献身。
アヒルと鴨のコインロッカー
大学入学のために単身仙台に引っ越してきた19歳の椎名(濱田岳)はアパートに引っ越してきたその日、奇妙な隣人・河崎(瑛太)に出会う。彼は初対面だというのにいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的はたった一冊の広辞苑。過去の物語と現在の物語が交錯する中、すべてが明らかになった時、椎名が見たおかしくて切ない真実とは・・・。
マイベスト映画の一つです。こ何も言わずに観てください。まさに説明にある通り、すべてが明らかになった時、あなたはきっと驚き、そして切なくなります。
容疑者Xの献身
惨殺死体が発見され、新人女性刑事・内海(柴咲コウ)は先輩と事件の捜査に乗り出す。捜査を進めていくうちに、被害者の元妻の隣人である石神(堤真一)が、ガリレオこと物理学者・湯川(福山雅治)の大学時代の友人であることが判明。内海から事件の相談を受けた湯川は、石神が事件の裏にいるのではないかと推理するが……。
決して結ばれなくても、もはや存在さえ認知されなくても「愛する」という行為がどのようなものか、見事に描かれています。まさに献身。エンタメ推理映画と侮るなかれ。
男女の友情は成り立つのか。
ステイ・フレンズ
NYを拠点に、有能な人材のヘッドハンティングをしているジェイミーは、LAで活躍する敏腕アート・デイレクターのディランを転職させるため彼をNYに招待する。 会話をするうち二人は、自分たちの恋愛観が似ていることに気づく。二人は、恋愛ナシ、感情ナシ、甘い言葉厳禁を条件にセックス・フレンドになることにした。 理想的に思われた関係だったが、ちょっとしたことから、今までのオトクな関係に微妙なズレが生じてきて―。友情にセックスが加わっても、男女の友情は成立するのか?
男女の友情は成り立つのか、という永遠のテーマをスタイリッシュに描いた映画。笑いありでちょっとエッチな映画ですが、考えさせられる秀逸なラブコメです。
抱きたいカンケイ
オスカー女優ナタリー・ポートマン(「ブラック・スワン」)とアシュトン・カッチャー(「ベガスの恋に勝つルール」)共演で贈る、大ヒット爆笑ラブ・コメディ。「困った時に頼れる友達」のはずが、ふとしたきっかけで体のカンケイを持ってしまう男女の現代的な恋愛模様を描く。多忙な日々を送る医師のエマは、親友のアダムに、セックスだけの気軽なカンケイを持ちかける。そのルールは「お互いに干渉しないこと」。最初は完ぺきに思えたこのカンケイだったが、遊びが本気の恋になったとき、果たしてセックス・フレンドはベスト・フレンドのままでいられるのか…?
男女の友情が成り立つのか、というテーマでもう一本。邦題が「抱きたいカンケイ」とちょっとAVチックですが、ライトな気分で観れるラブコメです。ナタリー・ポートマンがとってもかわいい…。
狂おしい愛。
愛する人
カレン、51歳。老いた母親を介護しながら、働く日々。14歳の時の初恋で妊娠をし、出産したが、幼すぎたゆえに母親の反対にあい、生まれた娘を手放すしかなかった。エリザベス、37歳。弁護士として素晴らしいキャリアを持つが、養子に出された経験からか、家族や恋人と深く関わることを拒みながら生きている。時が過ぎ去る前に、愛していることを伝えたい。その強い想いが2人の距離を近づけようとしていたのだが・・・そして物語は衝撃と感動のラストへ。
隠れた名作と言うに相応しい一作。心が芯から揺さぶられます。決して誰も悪くない、でも埋められない「何か」のために、それぞれが悲しい行動をとってしまう。あらゆるシーンが「愛すること」につながる至極の一作。絶対に観てほしい一作です。
人のセックスを笑うな
19歳の美術学校生のみるめ(松山ケンイチ)。 ある日、絵のモデルを20才年上の講師ユリ(永作博美)に頼まれ、その自由奔放な魅力に、吸い込まれるように恋におちた。友人の堂本(忍成修吾)に問いただされ、みるめは彼女との仲をうれしそうに告白するが、いつもつるんでいる仲間のえんちゃん(蒼井 優)の顔は曇ったままだった。 初恋に有頂天のみるめだったが、実はユリは結婚していた―
もう恋に落ちると仕方ない。そんな冬の切なさをフルに感じれる一作。切ないのだけど、なんだか心温まるような気がするそんな不思議な作品です。
禁断の愛。
ふがいない僕は空を見た
高校生の卓巳(永山絢斗)は “あんず”と名乗る里美(田畑智子)と知り合い、コスプレをして情事に耽るようになるが、その写真や動画が何者かにばら撒かれてしまう。情事を知った彼女の夫がばら撒いたらしい・・・。助産師である卓巳の母(原田美枝子)。痴呆症の祖母と暮らし、極貧の生活に耐える卓巳の親友・福田(窪田正孝)などそれぞれが抱える思いと苦悩がリンクし合い、一筋の光が見えるラストに収束していく・・・
痛々しいほどの禁断の愛。絶対に駄目なのに止められない。でも出てくる人達をきっと私たちは馬鹿にできない。
愛の渦
ここは「セックスがしたくてたまらない人たちが集まる」店。行為に及ぶまで、ぎこちないやり取りがあるが、一度してしまえば、欲望は気持ちいいほど剥き出しになっていく。しかし同時に、「やりたい相手」と「やりたくない相手」、それにともなう駆け引きや嫉妬など、それぞれの本音も露わになっていく。そんな中、ニートは女子大生に特別な感情を持ち始める。
完全にイカれた状況下でも人は人を好きになるんです。もともと舞台作品だった「愛の渦」の良さを忠実に再現。
悪人
ひとつの殺人事件。殺した男と愛した女。引き裂かれた家族。さまざまな視点から事件の真相が明らかになるにつれ、観る者に「いったい誰が本当の“悪人”なのか」を問う。悪意にまみれたこの現代で、ひとは何にすがって生きれば良いのか。人間の善悪を深くえぐる演出と豪華キャストによる究極のヒューマンドラマ。
絶対に好きになってはいけない人を好きになることを止められない。決して人は一面的ではなく、多面的。変えようにない人生のほころび。そのほころびをどうやって対処するのか。人生の無情さと不条理に挑む切ない愛を感じさせる一作。
青春の恋。
恋する惑星
長年つきあった彼女にふられた警官223番は、彼女のことが忘れられず、自分の誕生日に賞味期限を迎えるパイナップルの缶詰を買い続けている。寂しさを紛らわせようと、金髪の女性と、行きずりの一夜を過ごす。同じ頃、ハンバーガー・ショップの新入り定員フェイは、夜食を買いに来た警官633番と出会う。淡い恋心を抱いたフェイは、ある日偶然彼のルーム・キーを手に入れた。彼女はその部屋に忍び込み、模様替えを始める・・・
ウォン・カーウァイの独特な空気感と90年代香港の雑踏感が絶妙に漂う映画。 2組男女の恋の話。Amazonレビューにもありますが、20代前半に観た時は、なんだかよくわからなかった感情とこの映画の良さが今ならわかる気がします。
婚前特急
池下チエは時間を有効利用して人生を堪能すべく、5人の彼氏とつきあっている。今を楽しく生きるチエに結婚する気などなかったが、親友の結婚がきっかけで、5人の男たちを査定することに。手始めに最もデメリットの多い男に別れを告げるのだが…。
ラブコメですが、なんだか尾を引く甘酸っぱさがあるんですよね。幸せな結婚ってなんなんでしょうか。
モテキ
藤本幸世(31歳)。金なし夢なし彼女なし。派遣社員を卒業し、ニュースサイトのライター職として新しい生活を踏み出そうとしているが、プライベート(=恋愛)の方はまるで充実しないまま。新しい出会いも無く、恋する事も忘れ、ロンリーな日々を送っていたが、ある日突然、異性にモテまくる奇跡のシーズン「モテキ」が訪れた!
この映画って、表層上すっごいエンタメでどうしようもない話なのですが、もっと深い何かを感じるんですよね。現代社会にあるコンプレックスや見栄や、そんな今の時代を凝縮した遅れた青春の話、そう思うんです。
ウォールフラワー
チャーリー(ローガン・ラーマン)は、小説家を志望する16歳の少年。高校入学初日にスクールカースト最下層に位置付けられ、ひっそりと息を潜めて日々をやり過ごすことに注力していた。ところが、彼の生活は、陽気でクレイジーなパトリック(エズラ・ミラー)、美しく奔放なサム(エマ・ワトソン)という兄妹との出逢いにより、一変する。初めて知る“友情”、そして“恋”―。
これぞ青春。あらゆる青春時代の倦怠感・高揚感、そして切ない恋を凝縮した深い一作。それにしてもラストは衝撃…。
叶いようのない恋。
ルピース・パークス
天才作家として華々しくデビューしながら、その後、極度のスランプに陥っていたカルヴィン。低迷期を抜けるため、理想の女の子“ルビー・スパークス"を主人公にした小説を書き始めた彼の前に、ふいにあらわれたのは現実のルビーだった! タイプライターを叩いて、思い通りの女の子を作り上げるカルヴィンと、彼の手でますます魅力的になっていくルビー。これ以上無いくらい幸せな日々を過ごす二人だったが、ある日ルビーに異変が起こり――。
ファンタジー過ぎて途中怖くなります。ありえない設定とその恋がどこに終着するのか、最後まで目が離せません。
her/世界でひとつの彼女
そう遠くない未来のロサンゼルス。ある日セオドアが最新のAI(人工知能)型OSを起動させると、画面の奥から明るい女性の声が聞こえる。彼女の名前はサマンサ。AIだけどユーモラスで、純真で、セクシーで、誰より人間らしい。セオドアとサマンサはすぐに仲良くなり、夜寝る前に会話をしたり、デートをしたり、旅行をしたり・・・・・・
これは未来に現実として起き得るかもしれない。心通わない生身の人間との恋と、心通うAIへの恋。それはどっちが本物なんでしょうか。
大人の恋。
Something Borrowed
レイチェルは、ニューヨークにある有名弁護士事務所で働くキャリアウーマン。品行方正で人の良い彼女は、未だに独り者で、恋人も居ない。そんな彼女の大親友、ダーシーのサプライズパーティの帰り道、酔った勢いで、ダーシーの婚約者と…。
意外とこういうどうしようもない大人の過ちで苦しんでいる人って多い気がします。そんな犯してしまった過ちを楽にしてくれるかも?の大人の作品。
ホリデイ
ロサンゼルスで映画の予告編制作会社を経営するアマンダは恋人に浮気され、彼を家から追い出した。ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは、元恋人に婚約発表をされて失意のどん底に。傷心の2人はインターネットの”ホーム・エクスチェンジ”というサイトに出会い、お互いの家を交換して相手の家具や車を自由に使えるという休暇を過ごすことにした。
大人の恋に破れて昔ほど簡単に立ち直れない、そんな時はこの映画みたいに2週間くらい休暇をとって、心機一転してみるといいのかも。本当にこんな風に新たな場所は奇跡を運んできてくれるかもしれません。傷つくことに疲れた人に贈りたい一作。
恋するベーカリー
最高の笑顔と幸せを約束する本年度No.1のラヴコメディ!離婚後の夫婦の関係を、暖かくユーモラスにそしてリアルに描く大人の女性のハートフルストーリー!アカデミー賞ノミネート最多女優、ハリウッドNo.1実力派女優メリル・ストリープ主演最新作!
原題は「It's complicated」でこちらのほうが正確に映画の内容を表していると思うんですよね。本当にこんがらがっちゃって複雑なんです。そして馬鹿らしい。でも大人ってそんなもんでしょ、と軽く吹き飛ばしてくれる、なんだかスカッとする作品です。