【熱海最強説?】マヨルカ島もアマルフィもナポリも結局熱海なのか。
なぜ、ヨーロッパの島々のレビューは「熱海に似てた」になるのか。
私、新婚ながら、妻とは仕事の関係で別居生活をしております。そんな中、無理やり休みを妻に重ねてもらい、新婚旅行を検討しているわけです。
人生に一生で一度のハネムーン。せっかくだから、一生の思い出になるように、「ヨーロッパの綺麗なビーチでダラダラする」というところまで決まりました。
「ナポリを観てから死ね」と言われるほどのナポリ、「世界一美しい」と称されるアマルフィ、「地中海の真珠」であるマヨルカ島。
しかしながら、調べれば調べるほど日本人の共通したレビューに行き着くのです。
それは
「熱海とあんまり変わらなかった」
というもの。
…。
確かに「東洋のナポリ」と言われるだけあって、このサイトの写真とかみると、まさに瓜二つ。
なぜ、そう言われてしまうのか。考えた結果、一つの仮説に行き着いたわけです。
それは「地形」
以下のグーグルマップのスクリーンショットを御覧ください。
写真①
写真②
写真③
写真④
これ、結構いいクイズになると思うんです。ちなみに正解は以下の通り。
写真①・・・ナポリ
写真②・・・熱海
写真③・・・マヨルカ島
写真④・・・アマルフィ
写真②と写真④は酷似。熱海中の建物の屋根を橙色になったら、ほぼ見分けつかないでしょう。
そして、数十年前のハネムーン先としての熱海のイメージがあるから、比較しやすい、というのもあるのでしょう。せっかく遠くまで行ったのに「ホテルのサービスが悪かった」とか「飯がまずかった」とか「ひったくりにあった」とか、が重なると「こんなことになるなら、安全でご飯も美味しくて近い熱海にしておけば良かった!!」とレビューしたくなる気持ちもわかります。
なんとなくレビューが多いのを納得。でもせっかくだから熱海以外にしよう…。
<余談>
この似ている、というところに実は熱海のビジネスチャンスがあるのではないかと思うわけです。「食の安全と美味しさ」「治安」「信頼」「ホスピタリティ」で十分に海外の観光客を惹きつける魅力と基礎インフラは満載。
しかも熱海には他の地域にはない武器がある。それは「温泉」。
なお、ざっと調べたところ、熱海は2011年を底に現在のところV字回復中とのこと。きっかけは、ロケへの神対応とそこから来るメディア露出。取り組みと非常に興味深い。
一方、ちょっと古いデータですが、外国人宿泊客は熱海市ホテル協同組合連合会によると、2015年時点で5.8万人と寂しい。全体で300万人を超えているので比率としては小さく、今後の内需を現象を見込むと、外国人宿泊客の取り込みは急務と言えそうです。
空き家等にホテル業界が共同出資して、おしゃれな低価格帯ホステルと作ったりすると、ハードルが低くなって良いと思うのだけれど。ホステルワールドで探しても3つしかでてこないし…。