【5分でマスター】ビジネスマン必見!世界銀行データの使い方。
世界銀行ってだけで何となくハードルが高そうですよね。
世界銀行のデータはビジネスマンにとって超有用なツールです。なのに全然使われていない…。そこで、本日は5分でマスターできる世界銀行データの使い方を説明します。
ビジネスマンの皆さん、これを読めば今日からプレゼンの質が上がり、上司や得意先からの評価が上がること間違いなし!!
世界銀行って何?
まずは世界銀行の簡単な説明から。
世界銀行(せかいぎんこう、英語: World Bank, WB)は、各国の中央政府または同政府から債務保証を受けた機関に対し融資を行う国際機関。当初は国際復興開発銀行を指したが、1960年に設立された国際開発協会とあわせて世界銀行と呼ぶ。国際通貨基金と共に、第二次世界大戦後の金融秩序制度の中心を担う。本部はアメリカ合衆国ワシントンD.C.。加盟国は189ヶ国。世界銀行 - Wikipedia
日本の大手銀行も融資能力を高めるためリサーチ機関やシンクタンクを持っているように、世界銀行もリサーチに相当な力を入れています。特に世界銀行は、各国で博士課程を終えた優秀なリサーチャーを抱えています。分析力は相当なレベルです。
ちなみに日本はアメリカに次いで出資比率が世界第2位です。日本の税金がリサーチに使われているのですから、世界銀行のデータを使わないのは本当に損。
それでは早速使い方の説明にいってみましょう。
世界銀行データを使ってグラフを作る
まずはこちらにアクセス。
1. トップ画面の上に位置する「DATA」をクリックします。
2. 「DATA」をクリックすると以下のページに飛びます。中段にある検索バーから調べたい事柄を打ち込みます。ここでは仮に「インドネシアとタイ」について調べるとします。
3. 英語ができなくても心配することなかれ。国名を打てば予測変換されますので、スペルがわからなくても大丈夫。2つの国名を打つと、いろいろなデータが出てきます。
4. 今後のマーケット調査、という名目で「人口増加率(Population growth)」に目をつけたとします。両国とも減少傾向ですね。ここで秀逸なのが、グラフの右側に関連するデータが表示されます。
5. 全体の人口増加率は減少傾向でしたが、65歳以上に絞ると以下のグラフの通り。タイの高齢化は顕著ですね。高齢者向けのマーケットについて分析の余地がありそうです。
6. 他にもアジア各国の生活水準(1人あたりのGDP)の比較として、こんなグラフも作ることができます。
7. プレゼンにする際はスクリーンショットで十分ですが、シェア機能を駆使すればブログやSNSにも使えます。シェア機能は右上の「Share」から。
8. 下段にある「width」で大きさも自由に変更できます。
9. ブログに埋め込むと以下のような形になります。マウスオーバーで各年の値も確認できる優れもの!
地図表示にも使える!
1. プレゼンでの地図表示も使えます。先程のグラフの左上に表示される「Map」をクリック。
2. 丁寧にも対象地域が赤枠で示された地図が表示されます。このスクリーンショットでプレゼンでの地図表示は十分。もうグーグルマップのスクリーンショットに無理に色付けする必要もありません。
3. もちろんシェアボタンを使えば、ブログやSNSに埋め込むことも可能です。
まとめ:世界銀行のHPはデータの宝庫
いかがだったでしょうか?世界銀行という名前と英語表示というだけで何となくハードルが高いように見えますが、非常にユーザーフレンドリーで有用なデータが揃っています。
この他にも「交通事故による死亡率」や「PM2.5による大気汚染率」といったデータまで揃っています。HPを眺めるだけでも非常に興味深いのでぜひ一度試してみてください!