【検証】本当に裸で寝ると睡眠の質が上がるのか、やってみた。
つい先日、以下の記事を見かけました。どうやら裸で寝ると睡眠の質が上がるらしい。というわけで、実際に検証してみました。
裸で寝ると何がいいの?
この記事で「裸で寝るメリット」とされているのは以下の4つ。
1. 裸だとよく眠れる
2. 裸で寝ることで、ストレスが減る
3. 裸で寝るほうがヘルシー
4. 裸で寝れば自信がつく
ちょっと3.4は意味不明ですが、とにかく「皮膚の温度が低くなると、より深く眠れるようになり、夜中に目を冷ます回数が減るということを発見しています。」ということらしい。よって、実験。
検証方法
検証には愛用している「UP3」を使用しました。
こいつを使えば、「裸によって眠りが改善しているか(=深い眠りが多くなっているか)」「夜中に目を覚ます回数が減るか」についてしっかりと検証できます。スグレモノ!
なぜかAmazonだとシルバーがめちゃくちゃ安いんですよね(2017年3月10日時点で75%引き)。私もシルバー使っていますが、全く機能に問題なし。変なの。
またできるだけ実験状況を同じにするために、以下のようにしました。
- ベッドに入る時間は「11時45分ごろ」とし、目覚めるのは「6時00分」
- 睡眠に影響を及ぼしやすいパソコンとシャワーは30分前に終わらせる
- 薄い掛け布団は使用する(=全裸でベッドで大の字では寝ない)
もう少しパソコンとシャワーは早く終わらしたかったのですが、色々やっているとちょっと遅くなってしまいました。寝る時間も少しだけバラバラに。でも大方の傾向を確認できる結果になったと思います。
結果
お待ちかねの結果は以下の通り!!!それぞれ傾向がでた代表的な睡眠ログを表示しています。
着衣で寝た場合
こちらはTシャツ・短パンで寝た時の睡眠。傾向としては、深い眠りが断続的。そして比較的少なめです。朝すっきり起きれる、というよりも、「まだもうちょっと寝たい」という朝が多かったです。
裸で寝た場合
裸で寝た場合は以下のとおり。睡眠全体に占める深い眠りの比率も大きくなっていますが、最初の深い眠りへの落ち方がすごい。確かに裸だとよく眠れている、と言えそうです。でも、夜に目を覚ます回数増えちゃってるけど…。
しかし、裸で睡眠には決定的な欠点が…
しかしながら、欠点が。それは、裸で寝ると2回寝たうち、1回は風邪気味になってしまったということ。
致命的。ちなみにこの風邪気味状態からこちらの記事を書きました。
いろいろ分析してみた
最初のサイトに戻ると「皮膚の温度が低くなると、より深く眠れる」ということらしい。確かに私の今住んでいる国は、夜暑い。年中夏。
夜はクーラーつけないと寝れない、とまではいきませんが、やっぱり暑い。電気代が日本以上に高い&健康に悪そうなのでクーラーはあんまりつけないようにしているのです。
また、私が風邪気味になる原因はどうやら「朝方に気温が下がる」ということみたい。確かに日によっては、朝少し冷える。裸で寝た場合、この気温差で目が冷めたり、風邪気味になったりしているのでは、という仮説を立てました。
解決策!「着衣&クーラーを寝始めだけ」
上記仮説から、「寝落ちの部分だけクーラーで冷やし、深い眠りを誘う」&「その後は、自然と外気も下がっていくはずなので、着衣のままで温度調整し、風邪気味・頻繁な目覚めを防ぐ」作戦へ。
クーラーは寝始める10分前にスイッチオン。25℃で40分にします。もちろん裸ではなく、着衣睡眠。
いざ、実験!
やった!無事に深い眠りの増加と目覚めの回数・風邪気味を防止することができました!目覚めも快適!
まとめ
どうやら「裸で寝る云々」ではなく、「快適な気温の中で眠れるか」ということですね。裸は確かに体温を下げる簡単な方法ですが、私みたいに喉風邪引きやすいタイプには無理でした。
みなさんも、裸で寝る、ということにこだわらず、睡眠中の気温(特に寝始め)を気にしてみてください。それだけでかなり睡眠の質が変わること間違い無し。
もっとマニアックにやってみたい人はこちらの記事もどうぞ!