シックスネーションズ(6 Nations)ラウンド2の試合結果・ハイライト
シックスネーションズ(6 Nations)ラウンド2の結果です。
イタリア 10 - 63 アイルランド
フランス 22 - 16 スコットランド
このラウンドは、ウェールズ対イングランド。エディ監督就任以来の16連勝がかかっています。注目選手は、ウェールズのフライハーフDan Bigger (ダン・ビガー)。この試合も随所にいいプレーを見せました。後半のゴール前のインターセプトでピンチを救ったのを含め、司令塔と呼ぶにふさわしい活躍でした。
また前半37分のスクラムからのサインプレーは素晴らしかった。ブラインドウィングのLiam Williams(リアム・ウィリアムス)の動きも完璧でした。最後までイングランドを追い詰めたウェールズ。悔やまれるは、自陣ゴール手前でイングランドの猛攻を凌いだ後のキック。
きちんとボールをタッチに蹴り出せていれば、結果は変わったでしょう。前半からの肉弾戦の疲労で完全にウェールズ側の足は止まってしまっていました…。とにかく手に汗握る試合でした。ハイライトだけでも十分熱気が伝わってくるので、ぜひ御覧ください。
スコットランドも惜しかった。前半にスクラムハーフLaidlaw(レイドロー)を失ったのは、痛かったですね。後半3分のスコットランド側のトライは、楕円球がゆえの面白さもありました(この後のコンバージョンキックの際にボールが倒れてしまうのも楕円球のいたずら…)。一方で、フランスは、きちんとスクラムの安定感・強さ、球際の粘り強さを見せ、最後はきちんと逆転してきました。最後の最後まで試合の行方のわからない好試合です。
イタリアとアイルランド戦は、観なくてもいいかな…。